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お勧めの学習法『社会保険労務士』

2016/10/01

試験に出題される法律表現に慣れよう!
 社会保険労務士試験は、ほとんどの問題が法律表現から出題されます。
 また、比較的長い文章(条文)で出題されることも多く、法律表現に慣れていない人にとっては、日本語とはいえ何を説明しているのか分からないかもしれません。
 このような法律表現を理解するためには、その法律表現と直接向かい合い、慣れていくことが必要です。
 具体的には、次のステップを踏んでいくと良いでしょう。

≪ステップ1≫
新聞や雑誌を読むような感覚でテキストを読み、全体像を把握します。ここでは、細かい部分の理解より、全体像を理解することが重要です。 
≪ステップ2≫
重要ポイント(試験で正誤の根拠となるような部分)を中心に学習します。この場合、テキスト等を「読んで」「書いて」「声に出す」といったように、頭だけを働かせるのではなく、身体を使って学習することをお勧めします。      
≪ステップ3≫
「問題演習」等で理解力を確認します。最初は、テキストで学習した内容がどのような形で問題になるのかを確認するため、問題を「解く」のではなく、問題⇒解答解説の順に「読んで」ください。
特に誤りの問題については、どの部分が誤りなのかを意識して読むことが必要です。一通り「読んだ」後、問題を「解く」ようにしてください。

 「試験に出る表現より、分かりやすい表現の方が理解できるのでは?」と思う人もいるでしょう。しかしながら、最終的には、試験に出る表現、つまり「法律表現」に慣れていなければ問題は解答できません。この点を意識するようにしてください。
学習科目間の類似又は共通した事項に要注意!
 学習科目間で類似又は共通した事項は、試験問題として狙われやすい箇所といえます。
 科目ごと比較しながら学習することで、その違いが明確になり、知識の定着につながります。
過去問題は、試験で狙われやすいものを攻略しよう!
 社会保険労務士試験に合格するためには、過去問題の攻略が不可欠です。
 では、どのくらいの量の過去問題に取り組むのがよいと思いますか?
 「過去10年分」すべてでしょうか?「過去5年分」すべてでしょうか?
 どちらも間違いではありません。しかし、どちらであっても、今後試験に出題される可能性が少ない過去問題まで取り組むことになり、かえって学習効率が下がります。
 過去10年以上前に出題された問題でも、試験で狙われやすい過去問題は存在します。
 こういった過去問題に取り組むことが、学習効率のよい「過去問対策」です。
試験年度に対応した教材を使おう!
 社会保険労務士試験は、法律への改正による変更箇所が多い試験といわれています。
 その分量は科目により異なりますが、試験では改正となった箇所が出題されやすいため、直近の改正情報を入手することができる、試験年度に対応した教材を使って学習することが合格への第1歩です。
再受験者とはいえ、基礎知識の確認は必要です
 社会保険労務士試験は、複数回受験する試験不合格者が多いことも特徴です。
 学習経験がある分、初めて学習する人より基礎知識はあるといえますが、問題演習(過去問題)だけを行う学習方法では、また同じ結果となってしまう可能性もあります。
 テキスト等で基礎知識を確認することを忘れずに、問題演習量を増やして合格基準を大幅に超えるレベルまで実力を養成する、これが「学習経験」を生かした学習方法といえます。
日本マンパワーの通信教育には、お勧めの学習法に対応した教材が揃っています
・テキスト(全10冊)
法律表現に慣れるためには、その「条文」そのものに慣れることです。そこで、試験に出る表現の原点となる条文を重視した構成になっています。
また、「試験で正誤の根拠となるような部分」は、赤字やゴシック等で表記していますので、学習の強弱をつけることができます。
さらに、過去10年間の「出題年度」を明記していますので、近年の出題傾向を確認することもできます。

・横断学習ノート
学習科目ごとの類似事項、共通事項をまとめた教材です。科目ごと比較しながら学習することができます。

・択一式対策重要過去問題集
この過去問題集は、過去数年間の過去問を単純に集めたものではありません。
試験の出題傾向を分析し、試験に合格するためには必ず理解できなければならない内容を厳選することで、「質の高い」過去問対策ができるようになっています。

・法改正情報、労働経済白書情報
試験で必要とされる直近の「法改正」、「労働経済データ・白書情報」を学習することができます。
※弊社Webページでのご案内になります。

 上記教材以外にも基礎知識の確認及び選択式対策を兼ね備えた「選択式パワーアップ問題集」、直近の出題傾向の分析に役立つ「模範解答集」、近年の出題傾向に基づき構成された「直前模擬試験」と、試験合格に必要な教材が揃っています。