短期2カ月の学習で本試験約9割の学習法とは
[2013/11/28]
ストレスの多い現代。職場で社員が活き活きと働けるように、メンタルヘルス対策が注目されています。特に、人事・労務管理部門やマネジャー層にとっては業務の一環として必須事項になりつつあり、本格的な対策を始める企業も年々増えています。
日本マンパワーでも、通信講座や各種研修においてメンタルヘルス対策にあたってのサポートを行っています。
そうした中、日本マンパワーの若手営業パーソンが、通信講座『メンタルヘルス・マネジメント検定 II種ラインケアコース〜ストレス・マネジメントヒント集付き』を受講し、去る11月3日の公開試験にチャレンジしました。その結果・・自己採点ではありますが、100点満点中88点を得点できたようです。
彼女は果たしてどのような学習を行ったのでしょうか? ご参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。
●今回お話を聞いたのは・・・
株式会社日本マンパワー
人材開発営業部
東京1課
根本 明根 さん
II種ラインケアコースを試験2カ月前から受講
私は昨年新卒で入社し、人材教育に関わる各種支援の法人営業を担当しています。
そんな私がメンタルヘルス・マネジメントを受講しようと思ったのは、なによりもお客様と接し、ご提案する立場だからです。今、多くの企業でメンタルヘルス対策に関心が高まっていますが、自分が提案すべき商品・サービスの内容に精通すべきだと考えました。
ですから、企業で最も必要とされているII種のラインケアコースを学びました。「せっかく勉強するのなら」と、11月3日の公開試験で合格することを目標にしました。
学習を始めたのは試験までちょうど2カ月前の9月頭からです。通信講座『メンタルヘルス・マネジメント検定 II種ラインケアコース〜ストレス・マネジメントヒント集付き』の標準受講期間と一致する時期です。
なお、通信講座の教材は、公式テキスト1冊、500問掲載のドリル式問題集1冊、解答解説付きの検定試験過去問題集2回分、各50問掲載の添削問題2回分などです。
テキストの通読後、ドリル式問題集で復習
私が最初に始めたのは、公式テキストの通読です。まず、内容の全体像を把握する必要があると考えたからです。テキストはおよそ300ページ。1日に10ページのペースで読めば、9月中に終えられる計算です。黒ペンでアンダーラインを引きながら読み進めました。
ところが最初は甘く考えていて、平日に勉強するのは、通勤電車の中、昼食後の休憩時間くらい。1日につき1時間にも満たない程度でした。休日には「遅れを取り戻そう」と2〜4時間くらいは勉強しましたが、何かと別の予定を優先したりしていました。その結果、9月が終わろうとしているのに、テキストの通読は終えられそうにありません。
そこで、テキスト通読と並行して始めたのが、一問一答式の問題が集約されている「ドリル式問題集」です。テキストを読んだと言ってもほとんどうろ覚えでしたので、1問解くごとに「どこが合っていて、どこが間違っているのか」、テキストの該当箇所を読み返しながら勉強しました。今思えば、この問題集は非常にポイントが押さえられていて、復習するのに最適な教材でした。これは試験直前まで手放しませんでした。
あと2週間! 自作ノートまとめと添削問題
さて、結局、テキストの通読が終わったのは10月に入ってから。少し焦りを感じつつ、「過去問題集」を解いてみました。問題は2回分ありますので、1回目の分を10月第1週に、2回目の分を第2週に解きました。
問題は4肢択一式が50問。間違った問題には印をつけて、なぜ間違ったかを解説やテキストを読んで確認しました。この作業には思いのほか時間がかかり、ほぼ1日を費やしました。
ちなみに、2回の平均得点は70点以下。本試験での合格ラインは70点ですから、まったく安全圏に届いていません。しかも試験まであと2週間! 「これはヤバイ」と、この時から真剣に勉強しようと決心しました。
10月後半からはテキストの2回目の通読を開始。今度は赤ペンでアンダーラインを引きながら読み進めました。しかし、単に読んでいるだけでは理解できない箇所も出てきます。そうした内容については、自作のノートに重点をまとめるようにしました。後からノートを読み返した時にわかりやすいよう、シンプルな書き込みしかしませんでしたが、知識の定着に非常に役立ったと思います。
また、役立ったという点では「添削問題」も同様です。添削問題は2回分あり、1回目がテキスト前半を出題範囲とした50問、2回目が後半を出題範囲とした50問が掲載されています。人によっては過去問題集より先に取り組む人もいるようですが、私は10月第3週の土日に1回目、第4週の土日に2回目を解きました。翌週には本試験という土壇場の時期でしたが、逆に試験の予行演習になったような気がします。2回とも80点以上を得点でき、自信をつけて試験に臨むことができました。
その結果、本試験では自己採点88点をとることができました。マークシートの記入ミスさえなければ、合格しているものと思います。
多忙な方でも自分のペースで学習可能
今回、メンタルヘルス・マネジメント検定のラインケアコースを学習して良かったことは、大きく2つあります。
ひとつは、自分を含めた周りの人のケアにつながるだろうこと。まだ、直接それが必要な状況にはありませんが、今後生きていく中で役立つ知識が得られたように思います。実際、いろいろと知らなかったことを知る機会になりました。
もうひとつは、営業の仕事に活かせることです。まだ入社2年目で至らない部分も多々あるのですが、少なくともメンタルヘルス・マネジメントについては、お客様にご説明できるスキルの足掛かりにはなったと思います。「私、II種を受けましたよ」というだけでも、お客様との話題づくりになりそうです。
弊社の通信講座をしっかり学習すれば合格できるということも、自分自身で証明することができました。通信講座ですから、多忙なマネジャー層の方でも自分のペースで学習することが可能です。価格もお手頃ですので、ぜひご活用いただければと幸いです。
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