まもなく開講! 短時間で成果を出す小室式実践術
[2012/02/24]
「ワーク・ライフ・バランスは、企業や社会を変える必須の課題」
勘違いされている人も多いのですが、ワーク・ライフ・バランスとは、育児をしながら働く女性に限った問題ではありません。社会にとっても、企業にとっても、個人にとっても、必要とされている取り組みだと言えます。
「親の介護で仕事を続けられそうにない」
「斬新な企画や商品開発案がなかなか出ない」
こうした悩みを解決するのにも、ワーク・ライフ・バランスは大きな効果を発揮します。企業においては、その取り組みによって、優秀な人材獲得や社員の離職防止・健康障害防止にもつながっていきます。
さらに、チームにとっては成果の向上、個人にとっては人生の充実に、非常に重要なカギを握ります。
このワーク・ライフ・バランスを実践するための通信講座が、いよいよ4月から開講します。監修は、ワーク・ライフ・バランス分野の第一人者として著名な(株)ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんです。以下に講座の概要をご紹介いたしますので、ぜひご参照ください。
●今回お話を聞いたのは・・・
株式会社日本マンパワー
キャリアクリエイト部
小出 真由美 さん
短時間で成果を上げ、残業時間をなくす
ワーク・ライフ・バランスのいい状態とは、「私生活が充実することで仕事がはかどり、仕事の調子がいいとプライベートも楽しめるというように、仕事と私生活がお互いに刺激となり、よい影響を与え合うような『仕事と生活の好循環』」を指します。そのためには、限られた時間内で今まで以上の成果を出し、ダラダラ残業をなくす必要があります。
4月から開講する予定の通信講座『仕事で成果を出してプライベートも充実! ワーク・ライフ・バランス実践術』は、そうした理想的状態を実現するための実践的講座だと言えます。
ただ、ワーク・ライフ・バランスを実現するためには、多くの日本企業に染みついた慣習と思い込みを払拭しなければなりません。
みなさんはなぜ、残業をしなければならないのでしょうか?
この問いには、さまざまなお答えがあるかと思います。
「人手不足で、1人当たりの仕事量が多すぎるから」
「特別な職種だから残業するのが当たり前」
「お客様がわがままで、納期に間に合わせるためには仕方がない」
しかし、本当にそうでしょうか? 仕事量が多すぎると感じるのは、仕事のやり方に問題があるのかもしれません。「特別な職種」とは悪い慣習を直していない職種だからかもしれません。お客様は納期よりも利益の上がる企画を望んでいるかもしれません。
実は、残業の多い理由は自分自身にあるケースが多いのです。
残業が長引けば長引くほど、集中力は散漫になります。発想も行き詰まってしまい、新しいアイデアも出にくくなります。心身の健康も脅かされ、会社にとっても個人にとっても不幸をもたらすリスクが高くなります。
通信講座のテキスト1ではこうした視点を含め、「ワーク・ライフ・バランスの必要性」「意識改革を行う」「忙しすぎる人の悪い習慣」の3パートに分けて、合計27テーマについて丁寧に解説しています。
ぜひ、みなさんの悪い習慣にお気づきになり、業務改善につなげていただければと思います。
仕事の効率をあげるための26の具体策
それでは、具体的にどのようにすれば残業をなくし、なおかつ高い成果を上げられるようになるのでしょうか? それにはいくつかの方法があります。
たとえばみなさんは、次のような状態に思い当たることはありませんか?
・曜日によって仕事量(残業時間)にムラがある
・平日にはプライベートの約束を入れるのが難しい
・取引先との打ち合わせの前後にムダな時間が生じる
・上司から指示された締切に振り回されることがある
チームリーダーなどの立場の方でしたら、次のようなケースがあるかもしれません。
・チームメンバーの予定が読みにくい
・チームメンバーの作業スピードが予想以上に遅い
・その業務の目的が何か、理解していないメンバーがいる
これらの状態はいずれも、仕事の工夫によって改善することが可能です。そして、その改善こそが、ワーク・ライフ・バランスを実現し、短時間で成果を高めることにつながっていきます。
通信講座のテキスト2では、こうした具体的な改善策を「スケジュール編」「仕組み作り編」「コミュニケーション編」「プライベート編」の4パートに分類し、合計26テーマについて実践方法を解説しています。チームをマネジメントする際のポイントアドバイスも盛り込んであります。
残業を減らすことができれば、プライベートタイムで自己研鑽したり人脈形成をすることが可能になり、それを仕事に還元できるようになります。会社の人件費を削減しながら成果を上げ、なおかつ個々の社員が活き活きと働くことができます。
目から鱗が落ちるような内容が盛り沢山ですので、ぜひご活用いただければ幸いです。開講は4月の予定ですが、すでに予約受付を開始しています。