合格ノウハウを確実に伝える双方向・参加型とは?
[2011/11/25]
中小企業診断士の試験に合格するためには、いくつかの大切なポイントがあります。通学講座に通う場合、大きく4つの必須条件があると言われています。
(1)優れた教材
(2)わかりやすい講義
(3)モチベーションの継続
(4)効率的な学習
当たり前と言えば当たり前ですよね。どこの学校でも、こうした点を重視しているに違いありません。ただ、「モチベーションの継続」と「効率的な学習」については、学校というよりも受験者個人による努力と工夫が求められます。そして、その度合いによって合否結果が大きく左右されることになります。結局、「最後は自分次第」ということになりそうです。
しかし、日本マンパワーの中小企業診断士通学講座では、受講生みなさんの「モチベーションの継続」と「効率的な学習」を現実のものとするため、合格に向けたノウハウを徹底的にお伝えし、最大限のサポートをしています。
そのキーワードが「双方向・参加型」です。それが実際にどのようなものか、中小企業診断士受験対策講座の担当・高橋哲史さんにおうかがいました。ご参照ください。
●今回お話を聞いたのは・・・
株式会社日本マンパワー
キャリア開発部 診断士事業課
高橋 哲史 さん
合格を左右する通学講座選びのポイント
中小企業診断士試験合格のポイントはいくつかありますが、通学講座を提供する学校がサポートできることに限れば、大きく4つに集約することができます。
(1)出題範囲の7〜8割を網羅した教材
(2)わかりやすい解説講義
(3)受講者のモチベーションの継続
(4)効率的な学習方法の提示
この中で(1)と(2)は至極当たり前のことで、どこの学校でも一定レベル以上の教材と講義を提供していることと思います。日本マンパワーにおいても、テキスト、ロジックノート、問題集などのオリジナル教材を利用し、経験豊富な講師陣がていねいに講義を進めます。なかでも、理解することを重視した「考える学習」には定評があり、毎年確かな実績を収めています。
もっとも、日本マンパワーの通学講座の大きな特徴は、おそらく(3)と(4)ではないかと思います。今回はそのうち、(3)の「受講者のモチベーションの継続」の一部についてご説明します。
モチベーションは周囲環境によっても変わる
「モチベーションの継続」とは、「本試験までの期間中、最後まで学習意欲を持ち続ける」ことを意味しています。長期学習が求められる難関試験では、合格するための必須条件のひとつです。
実際、日本マンパワー通学講座の過去の受講状況を分析すると、
見事合格した受講生は、講義への出席率が100%に近い
という傾向があります。もちろん、「講義に出席さえすれば合格できる」というわけではありませんが、「継続して学習することが合格するための最低条件」だと言えるでしょう。
この継続学習の源となる「モチベーションの継続」は、受講生本人の意志や目標設定によって大きく影響してきます。ただ私は、「周囲環境によっても、モチベーションの継続をサポートすることができる」と考えています。少なくとも日本マンパワーでは、そうしたサポートに最大限の力を注いでいます。
「モチベーションの継続」のためのサポート
では、具体的にどのようなサポートをしているかというと、たとえばクラス内での受講者同士の交流がスムーズになるような下地作りを行っています。ひとりで孤独に学習するよりも、適度な仲間意識やライバル心を抱いている方が、モチベーションの助けになると思うからです。
そのため、コース初期段階で行う入門講義や開講オリエンテーションなどでは、必ずグループワークによるディスカッションを採り入れています。また、専用のSNSを用意していますので、クラスメンバーや講師と意見交換をすることも可能です。
さらに、短期集中型の学習で合格を狙う初学者向け通学講座「12月・1月開講コース」では、クラスニュースを発行しています。受講生から「参考になる」との声もいただいていますので、少し詳しくご紹介します。
「受講生アンケート結果」の共有による効果
クラスニュースは、各科目(7科目)の講義カリキュラムが終了するタイミングを目安に発行しているもので、1回の発行につきA4判4ページ程度で各種情報をまとめています。
掲載される情報は、「クラスの出席状況」「模試に対する考え方のアドバイス」「事務局からの連絡事項」「受講生によるアンケート結果」などです。なかでも「受講生によるアンケート結果」には多くの紙面を割いています。
アンケート内容は時期によって異なりますが、主に次のようなものが挙げられます。
(1)講義やテストの満足度
(2)講義以外の学習状況
(3)サポートツール(自習室やWebフォローなど)の活用状況
(4)その他の意見・感想・要望など(自由記述)
アンケート結果をニュースとして発行している理由は、クラスのほかの人の状況を知ることが、モチベーションの継続につながるからです。
たとえば、「ほかの人がどのくらい予習や復習をしているか」「自習室をどの程度利用しているか」「Webフォローをどの程度利用しているか」を知れば、いい意味での刺激になるでしょう。
(4)の自由記述の内容も、省略することなく公開していますので、ほかの人がどのようなことを考えているかを把握することができます。たとえば、過去のアンケート結果には次のような回答が見られました。
<テストについて>
・模試はまったく歯が立ちませんでしたが、課題を発見できて満足です。
こうした一文だけでも、「ああ、自分も歯が立たなかったけれど、落ち込まなくてもいいんだな」とか、「模試の後には課題を発見しなきゃいけないんだ」などのことが実感できるはずです。
また、次のような回答もありました。
<学習状況について>
・予習、復習の時間はとれていますが、今後の学習の進捗により学習時間の確保ができるか、勉強時間の科目別の割り振りが若干不安ではあります。
どの受講生も学習時間の確保は悩みの種です。このアンケート回答を読んだ受講生がもし予習・復習に追いついていなければ・・・「日々のタイムスケジュールをなんとか改善しなければ」と反省するのではないでしょうか。
こうしたちょっとした刺激や交流が、「モチベーションの継続」に役立つものと思われます。
年末年始が学習開始のリミット
さて、2012年度の中小企業診断士に初めて挑む人にとって、学習開始のリミットが迫ってきました。日本マンパワーの通学講座では「12月・1月開講コース」がラストチャンスとなります。
12月中旬まで無料講座説明会を行っていますので、興味のある方はぜひご参加ください。「双方向・参加型」の雰囲気に触れていただけるのではないかと思います。