仕事にもオシャレにも活かせるカラーセンス
[2013/02/28]
色に悩むことってありませんか?
たとえば仕事では、店舗やブースのディスプレイで、商品やパッケージの外観・外装提案で、チラシやパンフレット、ホームページのデザインで・・。暮らしでは、洋服を選ぶ時に、メイクをする時に、バッグや靴を買う時に、部屋のインテリアをコーディネートする時に・・。
こんな時、「客層の年代や性別を考えると、このトーンの色が好印象を与える」とか、「人目を惹くためにはこの色を使うべき」とか、「この色とあの色は合わないから、別の色を合わせるといい」など、根拠と自信をもって色選びできればいいですよね。
そうしたご要望に応えられる通信講座が『カラーセンスアップコース』です。「資格を取るほどではないけれど、実践に役立つような色の勉強をしたい」という人にはピッタリの講座です。
どのような内容の講座なのか、日本マンパワーの若手社員2人が体験受講しましたので、ぜひご参照ください。楽しみながらも、しっかりとした知識を得られるようです。
●今回お話を聞いたのは・・・
株式会社日本マンパワー
キャリアクリエイト部
小林 ちひろ さん
株式会社日本マンパワー
CDA通学部 講座管理課
井波 慶子 さん
表現したいイメージを具体的な色で示すために
小林 通信講座『カラーセンスアップコース』の大きな特徴は、ワークをしながらテキストを完成させていくという学習スタイルです。
ワークと言っても簡単なものです。「次の表現イメージに当てはまる配色を選んで、枠内に貼りましょう」などという課題に対して、カラーシートと呼ばれる教材をハサミで切って、テキストに貼るだけです。
でも、たとえば「どちらが活動的な配色で、どちらが落ち着いた配色か?」「希望や躍動を連想させるのはどの色相で、高貴や優雅を連想させるのはどの色相か?」などを考える必要があります。これが意外に難しいのですが、楽しく、勉強になります。
井波 私は結構間違えてしまいました。でも、間違えたところは印象づけられますので、覚えるのには最適です。
小林 私もかなり間違えました。なぜ間違えるかと言うと、文章表現と実際の色をフィットさせるのが難しいからです。たとえば「青色」とひと口に言っても、明るくやわらかい青色、さわやかな青色、エネルギッシュな青色、落ち着いた青色、渋い青色など、いろいろあります。そんな多くの青色の中から「さわやかな青色はどれ?」と質問されてしまうと、「うーん、どれだろう?」と悩んでしまうのです。
井波 単色だけでも難しいのに、配色の仕方や素材との関係、国によるイメージの違いなど、色の世界は本当に奥深いものだと思いました。
でも、テキストできちんとした知識をわかりやすく解説されていますので、非常に勉強になりました。
小林 テキストは、基礎から応用・活用へと順を追って解説していますので、無理なく学習できると思います。ちなみに、テキストの章立ては次のようになります。
【テキスト1】カラーの基礎を身につけよう
1 色彩の基礎知識
2 配色の効果
3 色と社会の結びつき
4 日常生活に活かされる色
【テキスト2】カラーの感性を実践で磨こう
1 パーソナルに色を活かす
2 ビジネスにおけるカラー戦略
3 これからの色とのかかわり方
4 ファッションに便利な「ヒューマンベストカラー(理論)」
自分のベストカラーやマッチするファッションがわかる
井波 私は講座全体を通してすべて勉強になりましたが、特に仕事面で役立つと思ったのは、色の組み合わせ方です。たとえば、チラシを作る際や、それを陳列する際に、今までは感覚だけを頼りに判断していましたが、『カラーセンスアップコース』の受講で知識を得ることができましたので、これからは根拠をもって判断できそうです。
小林 私も配色の章は非常に参考になりました。配色には、色相が似た色同士の配色もあれば、反対の色同士の配色もあります。また、明度が似た色同士の配色もあれば、反対の色同士の配色もあります。同じように、彩度が似た色・反対の色、トーンが似た色・反対の色。さらに、たくさんの色を使った配色や、面積の違う場合の配色もあります。これらをきちんと説明できるように学習できたことは、自分にとってプラスになりました。
井波 ファッションやメイク、インテリアなど、プライベート面でも参考になります。
小林 テキスト2では、自分の肌の色や顔のつくり、髪型、体格、声、歩き方などをチェックして、自分のベストカラーやマッチするファッションタイプを知ることができます。男性でも、スーツの色や、ネクタイ・シャツの色など、自分のイメージ作りに役立つのではないかと思います。
井波 たとえば口紅ひとつとっても、今まで私は好きな色ばかりを選んでいました。でも、好きな色と似合う色とは違います。ですから、もしかしたら嫌いな色でも似合うかもしれないと、改めて認識しました。色の与える影響は大きいので、とても参考になりましたし、色に対して自信がつきました。
小林 テキストは非常にわかりやすく、切ったり貼ったりするのが楽しい講座です。ご家庭でお子さんと一緒に取り組んだりしても、非常に楽しいと思います。気軽に勉強できて、なおかつすぐに役立てられる知識がたくさん詰まっています。
また、「新配色カード199a」「PCCSトーン別色相環」「PCCS色相・トーン一覧表」という副教材も付いています。こちらは実務の際の参考に、よく目に付くところに置いて活用してもよいと思います。
仕事や暮らしで色が気になっている方は、ぜひ『カラーセンスアップコース』の詳細をチェックしてみてください。