ちょっと一息

知っておきたい「企業活動のしくみ」

ヒト・モノ・カネの基本を経営コンサルタントから学ぶ

[2012/03/29]


企業活動1 みなさんは、企業経営や人的資源管理の原理原則をご存知でしょうか?
 経済学、中小企業政策、マーケティング、生産管理、財務・会計、情報システム、(企業経営に関わる)法律についてはいかがでしょうか?
 これらは企業活動のしくみをテーマ分けしたもので、すべてが企業のマネジメントに深く関わります。ですから、マネジャーになる前にぜひ「身につけておくとよい知識」ということができます。
 もちろん、マネジャーでない人にとっても、こうした知識は随所で活かすことができるでしょう。たとえば、法人営業を担当している人であれば、お客様とのちょっとした雑談で、「この人は経営のことをよく理解している」と信頼されるかもしれません。
 ただ、企業活動のしくみは非常に幅広く、奥深いものです。ですから、勉強するには相当の時間を要してしまいます。その点で活用しやすい教材が、日本マンパワーの通信講座『経営コンサルタントからやさしく学ぶ 企業活動のしくみ』です。本講座は、今回3年ぶりにリニューアルしました。その概要と特長をご紹介します。


●今回お話を聞いたのは・・・
 株式会社日本マンパワー
 キャリアクリエイト部
 五味 直登 さん


すべての業種・職種の若手・中堅層に

 『経営コンサルタントからやさしく学ぶ 企業活動のしくみ』は、業種・職種を問わず、若手・中堅層のみなさまにぜひ学習していただきたい通信講座です。
 新人当初は与えられた仕事を覚えることで精一杯でしょうが、仕事ができるようになってきて、会社や業務のことがある程度見えてくるようになった頃に、お薦めの講座です。テキストは3冊に分かれ、それぞれ次のような内容を解説しています。

●テキスト1 「企業とは何か・企業をとりまく環境」
 第1章 企業経営の基本的なしくみ
     企業の存在価値、戦略や経営計画の立て方、企業内の組織構成など
 第2章 企業活動における“ヒト”の管理
     モチベーション、人的資源管理、トータル人事システム、関係法律など
 第3章 企業活動と経済学
     ミクロ経済学、マクロ経済学、市場メカニズム、経済成長など
 第4章 日本経済における中小企業の位置づけと役割
     中小企業をとりまく環境・課題、中小企業政策、関係法律など
●テキスト2 「マーケティング・もの作りと売るしくみ」
 第1章 企業活動とマーケティング
     マーケティングプロセス、セグメンテーション、ポジショニング、各種の戦略など
 第2章 もの作りの流れと生産管理企業活動2
     生産形態、生産管理システム、発注方法など
 第3章 販売するための品揃えと店舗・流通
     商圏・立地、店舗レイアウト、流通情報システム、SCMなど
●テキスト3 「企業活動を支えるお金と情報とルール」
 第1章 企業活動におけるお金のしくみと管理
     財務管理、会計報告、財務諸表、経営分析など
 第2章 情報技術の発達と経営における活用
     経営情報システムの目的、活用、課題など
 第3章 企業活動を支える法律とルール
     資金調達のしくみとルール、企業活動に関する法律など

 テキストは各100ページ前後と、幅広い領域をできるだけコンパクトにまとめてあります。見開き2ページ単位の構成ですので、通勤途中などちょっとした時間にも学べるでしょう。


中小企業診断士の試験体系をベースに構成

 こうした「企業活動のしくみを幅広く学ぶ機会」は、待っていてもなかなか訪れるものではありません。各企業の集合研修でも、企業活動全般を学ぶものは稀だと見受けられます。ですから逆に言えば、『企業活動のしくみ』を学習することによって、あなたが果すべき役割やキャリアアップのための知識が得られるかもしれません
 ただし、「企業活動の基本的な内容」ではあっても、けっして「誰もが知っているようなレベル」ではありません。むしろ、少し難しい内容だと捉えていただいた方がいいでしょう。なぜなら本講座の内容は、経営コンサルタントの国家資格・中小企業診断士の試験体系をベースに構成されているからです。つまり、経営コンサルタントが拠り所とする知識の基本的部分をひと通り学べる、ということです。テキストを執筆したのも、現役の経営コンサルタントです。企業活動3

 もちろん、本講座を受講したからと言って、中小企業診断士の資格を取れるわけではありません。ただ、「企業活動全般についてきちんと勉強したい」「せっかく勉強するのであれば、経営コンサルタントのように体系だって」という方には最適の教材です。
 特に、「将来、マネジャー層になりたい人」「法人のお客様と接する機会が多い人」「独立を目指す人」「マネジャー職ではあるが、改めて学習し直したい人」にはお薦めです。企業活動を理論的・客観的に捉えることで、自分をもう1段高いレベルに引き上げられるのではないでしょうか。経営の視点を養え、視野が広がるはずです。
 また、中小企業診断士を目指す人で、本格的な学習の前に予備知識を得ておきたい人にもお役立ていただけるものと思います。

 

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