キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)は、個人の興味、能力、価値観、その他の特性をもとに、個人にとって望ましい職業選択を援助し、自らを高めていけるようにするキャリア形成の専門家です。キャリアカウンセラーは、企業内の人事・教育関連部門、人材紹介・派遣会社、学校、行政機関、または独立など、幅広い分野で必要とされています。キャリアカウンセラーの実務家向け資格CDAは、有資格者数約1万8000人と日本最大級のネットワークを有する確かな資格です。
日本国内では2016年4月、新しい国家資格キャリアコンサルタントが誕生。活躍のフィールドはますます広がっています。
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CDA資格を取得するには、以下の条件を満たし、CDA会員としてJCDAに登録・入会をすることが基本的な条件となります。
1) JCDAが認定するCDA養成カリキュラムの修了。
2) 国家資格キャリアコンサルタント資格試験の学科試験および実技試験の合格。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座はJCDA認定CDA養成カリキュラムです。国家資格キャリアコンサルタントとCDA資格の2つを目指すことができます。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、通信教育と通学コースで構成されています。
国家資格キャリアコンサルタント試験に挑戦するには、通信教育と通学コースの両方を修了する必要があります。学習ステップは通信教育修了後に通学コースに参加することも、同時に受講することも可能です。ご自身の目標とスケジュールに合わせた学習方法で資格取得を目指せます。
悪化する雇用情勢、成果主義への移行、人材の流動化、雇用形態の多様化、ニート・フリーター・・・。
産業構造の大転換期を迎えている今、雇用環境も大きな変化に直面しています。今後さらに、雇用の流動化は本格化するでしょう。企業が個人を守ってくれる時代は過ぎ去り、自分自身の能力や経験を把握しながら、キャリアを形成していく自己責任の時代になりました。
こうした状況は、国の政策にも反映されつつあります。平成26年4月に改定された「雇用対策基本方針」ではキャリア・コンサルティングの普及が必要であるとし、キャリアコンサルタントの養成や企業内外での相談体制の整備、中長期的なキャリア形成に資する知識・技能を修得するための経済的支援を進めることが謳われました。
また、厚生労働省は、産業競争力会議の雇用・人材分科会の中間整理や「日本再興戦略改訂2014」等を踏まえキャリア・コンサルタント養成計画を策定しました。この中では、平成36年度末に標準レベルのキャリア・コンサルタント及びキャリア・コンサルティング技能士の累積数を10万人とする数値目標が掲げられています。
まさに個人の人生の岐路において様々な支援を与え、今後の方向を示唆していく専門家『キャリアカウンセラー』の活躍が一層望まれています。
通信講座でキャリアコンサルタントに必要な基礎知識を学習してから、通学コースを受講します。