英国国立ウェールズ大学大学院MBA
慶應義塾大学商学部卒
国内証券会社、外資系証券会社、損保系運用会社などを経て、現在、証券系運用会社で、アジア株(主に香港・中国及びアセアン)のファンドマネージャーとして活躍。15年以上の金融・証券業界経験、運用会社では年金、投信信託などを通じて、8年以上の外国株式への投資経験を持つ。また、一般家庭向けの新規開拓営業や医者、中小企業オーナー向けの富裕層営業など現場の営業も経験しており、そうした経験を活かし、現在では投資家心理も重視した運用を心掛けている。
養成課程を選んだ理由は、年配の中小企業診断士の方に、受験勉強だけのペーパー診断士では使い物にならない、実践に基づく経験に裏付けられた診断が大事と言われていたので、5回の企業診断実習や日々のディスカッションを通じて、机上の理論や資格の受験テクニックを越えた実践的で深い経験が積める養成課程を選びました。
また、いろいろな養成課程の機関がある中で、日本マンパワーを選んだ理由として、①講義が平日夜間及び週末であったことから、働きながら養成課程の受講が可能であること、②講義の教室が神田という東京都心エリアにあり、職場が近く平日でも通うことができること、③以前CDAを受講した時に事務局の方の対応が懇切丁寧だったこと、などが挙げられます。
5回の企業診断実習や日々のディスカッションを通じて、診断士登録前に深い実務経験を積めることや養成課程同期と卒業後も深いつながりができることは非常にいい点だと思います。また、事務局の方の対応も丁寧ですので、何か不安なこと、疑問に思ったことも気軽に尋ねられることもいい点だと思います。
中小企業診断士養成課程の実践を通じて学んだ経験を活かし、現在の仕事では、中小型株への分析の深化と投資の積極化により、パフォーマンス(運用成績)を高めることができました。また、中小型株という切り口で、さまざまなアジアの国に投資対象を広げていくことで、自分のキャリアを広げることができたと思います。
人生挫折、失敗、苦労の連続だった中で、現在、皆様の資金を運用するファンドマネージャーという責任ある仕事をさせていただいております。自分が今まで生きてきた人生の中で、自分の未熟さから数々の人達にご迷惑・心配をかけてきましたが、温かく見守っていただいておりました。いつか、自分の成長を通じて、そのご恩に報いていければとずっと思って生きてきました。まだまだ数々の苦難を経験、そしてくぐり抜け、心の成熟さと謙虚さを兼ね備えたご年配の方には及びもしませんが、少しでも、自分の今までのキャリアで培った経験を活かし、たとえば、運用面で培った「経営」「ファイナンス」といったビジネスの分野と営業面で培った「カウンセリング」「心理学」といったメンタルの分野を「資産運用」という切り口でうまく融合し、周りの人達のお役に立てることができたらと思っています。日々、勉強し、自己の向上・成熟を通じて少しでも社会に貢献できればと考えております。