システムエンジニアの管理職
キャリアアンカーの考え方をベースにした社内の講習会で講師を務めていた人がキャリアコンサルタントでその人の仕事に対する姿勢や仕事内容に興味を持ったことが資格取得のきっかけです。
私が受講した時はまだコロナ禍だったためオンラインかオフライン(対面)か少し迷いましたがロープレなど講義や人と関わる以上は対面でないとなかなか身につかないという考え方だったのでオフラインを選択しました。
クラスのメンバーは私より年上の方もいれば年下の方もいるという感じで皆さんそれぞれ強い思いを持って参加されていました。
クラスの雰囲気は良かったですね。ただ授業が終わった後にみんなで飲みに行こうかとか、そういったところまではなかったですね。程よい距離感をもって皆さん臨まれていた感じでした。コロナ禍というのもあったと思います。
先生の思いのこもった授業は今でも思い出深いです。この年齢で数か月間も講義を受けるという機会は久しくなかったので新鮮でした。ロープレの時に先生に何度ももう一度そこからやり直してください、と言われてどうしようと久しぶりに頭が真っ白になったのは良い思い出ですw。同じ目標を持った人たちと学ぶ事がこんなにも充実していたのかというのを改めて思い出す機会にもなりました。
試験に合格という目的を達成するためには講習に参加するだけでは足りず、特にロープレについてはむしろ講習後にどのくらい練習をこなすかが重要になってくると思います。
私もクラスのメンバーと試験までの3か月間で7回程度、週末に会議室を借りてロープレの練習を対面で行いました。それ以外にもZOOMで3回程度練習しました。自分的に効果があったと思う練習方法はロープレを録音して逐語録を起こして自分の話し方の癖や内容を客観的に耳で聞いて良くないところを見直していくというやり方です。逐語録を起こすのも自分の声を聞くのも億劫ではありましたが効果はあったと思います。
学科は過去問7回分を2回ずつ、論文も過去問7回分を2回くらいやりました。また論文はメンバー集まってそれぞれの書き方を見比べてどういった書き方が良いのかという勉強会も行いました。
キャリアコンサルタントを取得するためにはそれなりの時間やお金を投資する必要がありますがそれは決して無駄にはならないと思います。
ネットでキャリアコンサルタントと調べるとネガティブなコメントもちらほら見かけますが経験者からするとそんなことはありません。今あなたが持っていないスキルが身につくことは間違いありません。そのあとその資格を活かすか活かさないかはその人次第だと思っています。
メンバーとの1on1などのキャリアに関わる機会においての活用やキャリアで悩んでいる方々に対して学んだ事を活かしながら自分自身も成長していきたいと考えています。