大阪府出身。
大学卒業後、食品製造メーカーに就職し、製造部門、開発部門の職歴を経て定年まで勤務後、再雇用で継続勤務中。シニアアドバイザーとして所属事業部のマネジメントサポートに加え、社内副業でキャリア開発研修、階層別研修、コーチング研修の講師、キャリアカウンセリングを実施。
社内のキャリア開発研修を57歳で受講し、その時初めて自分のキャリアについて考える機会を得ました。それまでこれからの生き方について考えたことが無く、新鮮な体験でした。しかしながら、社内キャリアとしてはそれなりに積んできた自負はありましたが、今後会社を離れた時に通用するキャリアがないことに気づきました。
研修を通してキャリアコンサルタントの存在を知り、これまで人財マネジメントをして来た経験活かしていけるかもしれないと興味を持ちました。キャリアコンサルタント資格を持つ人事部の人から日本マンパワーを推薦され、選びました。
1日8時間、12日間のスクーリングと言うことで、社会人になってから経験したことのない学習なので、集中力が持つのか、学習についていけるか、さらにコロナ禍でクラスの雰囲気はどうなるのかとても心配でした。
しかし、講座が始まると、受講生のみなさんは学習意欲が高く、自分の考えをしっかり持った方ばかりで、積極的に学ぶ姿勢、色々な経験、考え方を知る機会を得てとても良い影響を受けました。講師の先生もその知識や指導のスキルが高いのはもちろんですが、先生ご自身のキャリアや色々な人を支援するお話を聴けて尊敬できる存在でした。
開始時は先が長いなと思っていましたが、時間の過ぎるのは早く、最後はもう養成講座が終了かと寂しいもちにもなりました。一つ残念なのが、コロナ禍と言うことでみなさんとマスクなしで十分なお話ができなかったことです。またどこかでキャリアコンサルタントの活動を通おしてお会いできるのを楽しみにしています。
学科、実技(論述)試験は、書面でのテキストや過去問の学習に加えて、試験対策のウエブ講座や、YouTube動画を活用しました。
実技(面接)試験は、講座生とのZoomでのロープレと、横浜地区ボランティアの勉強会で学ばせて頂きました。
キャリアコンサルタント養成講座受講検討中の皆さま、キャリアコンサルタントには関心があり、自分のキャリアアップも図りたいと思いながらも、受講費や長期に渡る養成講座期間、受験への不安から受講に踏み出せない方もおられるかと思います。
養成講座での学び、経験は、資格を取ると言うことだけでなく、その学びの内容、養成講座の仲間、先生から多くの事を得ることができることと私は信じています。
勇気を持って一歩を踏み出されることを期待します。
キャリアコンサルタントになろう。
現在は、社内での活動ですが、社内にはキャリアコンサルタントの有資格者も少なく、キャリア自律の浸透はまだまだですので、社内での活動をもっと広げて行きたいと思います。
しかし、一方で社会的課題の解決のために活動領域を広げて、就労に課題を持つ若者や障がい者の方、その方の保護者の方の支援をしていきたいと思います。