近年、幾何公差の必要性が非常に注目されていますが、現状では、確実には使われていない、または使っていても適正に使用されていないケースが多いのが実態です。
幾何公差導入の必要性の1つが、世界標準における幾何公差の義務化にあります。もう1つは、幾何公差を用いて設計者の意図を正確に表現することで、図面のあいまいさを排除し、現場(海外を含む)でのトラブルを減少できることです。
本講座では、上記のような幾何公差の必要性に加え、今までの寸法公差との違いや幾何公差ならではの効率的な適用方法を、設計者が知っていて欲しい測定方法・検証方法等を交えてわかりやすく紹介していきます。
● 開発・設計を担当されている方、及びそれらを指導する立場の方
● 生産技術・製造・品質保証・外部メーカーとの受発注部門の方
● 幾何公差を職場で取り入れようと計画されている方
● 製品・部品コストを削減したいと考えている方
● 寸法公差と幾何公差についてその違いを理解し、またそれらを適正に併記することでコストダウン設計ができるようになります。
● 幾何公差で表記した公差値における測定方法を理解し、他の開発・設計、生産技術、製造、検査を担当される方に説明できるようになります。
科目 | 主な学習内容 |
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幾何公差の 導入目的と基礎 |
1.幾何公差導入の実態と必要性 2.幾何公差の特徴 3.データム 4.図示方法、形状公差 |
幾何公差の種類と その測定方法 |
1.形状公差 2.姿勢公差と振れ公差 3.位置公差 4.普通公差と最大実体公差方式 |
※教材・カリキュラム等は予告なく変更になる場合があります。
※本講座は、[(株)コガク]との提携講座です。
※同業他社・個人・学生の方からのご請求はお断りしております。あらかじめご了承ください。