品質の作りこみには「製品品質の作りこみ」と「技術品質の作りこみ」があります。
このうち、不確定要素の多い「技術品質の作りこみ」が、開発システムの大型化、開発の分業化や細分化による効率化追求によって、不確定さを増してきました。
この打開策として、“トヨタ”において行われている全員参加で確実なモノづくりを実践していく手法「トヨタ式未然防止手法GD3-DRBFM手法」が脚光を浴びています。
これは、<全員参加><現地現物><なぜなぜを繰り返す>といった、トヨタ流の「技術品質の作りこみ」であり、日本的で優れた手法です。
本講座では、DRBFMについて、そのベースとなるDR、FMEA、FTAの効果的な使い方を学習後、実践事例を徹底的に学びます。それにより応用力・実践力が身につくと同時に、<品質問題を未然に防止する>活動が身につくことをねらいとします。
● 開発・設計・生産技術・品質保証・製造・保全担当者、及びその指導者
● サービス・営業担当、顧客窓口として顧客満足度向上を体系的に学びたい方
● DRBFM手法を職場で取り入れ、品質問題未然防止活動をマスターしたい方
● DRBFM手法を理解し、実践活用できるようになります 。
● ベースとなるDR、FMEA、FTAの応用力が身につきます 。
科目 | 主な学習内容 |
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品質管理手法の手順と応用 | 1.日本流仕事の進め方の分析と再認識 2.品質管理の歴史と考え方・実践 3.DRの進め方・効果的工夫 4.FMEA/FTAの進め方と実践 |
DRBFMの進め方とその応用 | 1.DRBFMの特徴と効果 2.DRBFMの進め方の要点 3.DRBFMワークシートの実際と作成方法 4.DRBFMの見方と効果的フォロー |
DRBFMの実践事例に学ぶ | 1.DRBFM 製品の分析とEV事例1[その1] 2.DRBFM 製品の分析とEV事例1[その2] 3.DRBFM 変更点の分析−EV事例2[その1] 4.DRBFM 変更点の分析−EV事例2[その2] |
※教材・カリキュラム等は予告なく変更になる場合があります。
※本講座は、[(株)コガク]との提携講座です。
※同業他社・個人・学生の方からのご請求はお断りしております。あらかじめご了承ください。