信頼性は、ますますシステム指向を深める産業界にあって、品質評価をするためには必要不可欠な要素です。QC、TQCだけでは充足しえない点をカバーし、より高度な品質管理・品質評価を行うために一層重要度を増しています。国際化が進む今日、国際標準に対応するためにも、信頼性試験による品質評価は避けて通れないものになっています。メーカーやプラント、運輸、航空、情報、サービス等大手ユーザの安全性品質保証の立場からも必要な技術です。
本講座は、信頼性の概念、信頼性技法の種類や活用方法等をわかりやすく体系的に指導しています。考え方を中心とした入門講座ですので、企画・技術だけでなく、製造、販売、保全および管理者の方にも有効です。
● 研究・開発・設計・生産技術・製造・検査・保全・品質保証・管理担当者および管理職の方
● 信頼性工学に興味のある営業、購買の方
● 高校卒業程度の確率、微分、積分の基礎知識のある方
● 信頼性工学を自分の仕事に応用するための基礎知識および基礎理論が身につきます。
● データ収集と解析方法・評価試験方法等実務的な信頼性技法がわかります。
● 信頼性管理の考え方を組織的に展開するための必要性と、その特色が理解できます。
科目 | 主な学習内容 |
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信頼性とは | 1.信頼性とQC・QA 2.信頼性・保全性の歴史、規格 3.信頼性・保全性の概念 4.信頼性管理の進め方とライフサイクル |
信頼性の数理と信頼性データの収集・解析 | 1.信頼性の数学概要 2.信頼性データの収集 3.信頼性データの解析(1) 4.信頼性データの解析(2) |
信頼性設計 | 1.信頼性設計の進め方 2.信頼性技法(1) 3.信頼性技法(2) 4.信頼性技法(3) |
信頼性試験と保証 | 1.信頼性試験の基礎 2.環境試験と抜取試験 3.故障物理と加速試験 4.信頼性の保証 |
※教材・カリキュラム等は予告なく変更になる場合があります。
※本講座は、[(株)コガク]との提携講座です。
※同業他社・個人・学生の方からのご請求はお断りしております。あらかじめご了承ください。