FMEAとFTAは、品質や信頼性の向上に有効な問題解決手法です。FMEA(故障モード影響解析)は、作業手順に沿って各プロセスで起こり得る問題を予測・分析し、見落とされがちな潜在的問題点を発見し、対策する手法。FTA(欠陥ツリー解析)は、特定の重要課題に特化する方法で、取り上げた特定問題の発生条件を論理的に展開することで主要原因を突き止め、対策する手法。
本講座では、「FMEA」と「FTA」手法の基本的活用手順をまとめ、業務プロセスにおけるより効果的な使い方を含め学習します。これらの2つの手法を上手に組み合わせて活用することにより、あらゆる角度からの「品質の作り込み」を実現し、顧客満足度を向上させることが可能になります。
● 開発、設計、生産技術、製造、保全、品質保証等を担当される方々、および、これらの管理職の方
● 顧客からの問い合わせ・顧客クレームなどのデータをもとに、顧客満足を向上させるための問題解決手法をマスターしたい方
● 経験や勘に頼るのではなく、論理的に製品やサービスの品質向上を実現するための手法を体系的に学習したい方
● 製品の信頼性を向上させることができます。
● 業務プロセスの全般のあらゆる故障や不良の可能性を見つけ出す手法が身につきます。
● 「これだけは絶対に起こしてはならない」という最重要問題に対する防止対策の解析方法が身につきます。
● FMEAとFTAという信頼性の代表的な2つの手法の使い分けを理解できます。
科目 | 主な学習内容 |
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FMEA・FTAのゴールは 顧客満足 |
1.製品・サービス業務における「顧客満足」と「品質」、「信頼性」 2.実行の顧客満足」と「信頼性」の考え方 3.FMEAとFTA手法の基本的理解 4.FMEAとFTAの根本的な相違と、2手法の使い分け |
FMEAの手順と活用法を 身につけよう |
1.FMEA解析の概要 2.FMEA手順Ⅰ:準備(第1段階) 2.FMEA手順Ⅱ:解析(第2段階) 3.FMEA手順Ⅲ:評価(第3段階) 対策(第4段階) |
FTAの手順と活用法を 身につけよう |
1.FTA解析の概要 2.FTA手順Ⅰ:準備(第1段階) 3.FTA手順Ⅱ:解析(第2段階) 4.FTA手順Ⅲ:評価(第3段階) 対策(第4段階) |
※教材・カリキュラム等は予告なく変更になる場合があります。
※本講座は、[(株)コガク]との提携講座です。
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